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3年後の自分へ“時手紙”の薦め
視点

テレビのスイッチを入れると、NHKにっぽん紀行「“時手紙”過去から届くメッセージ」のタイトルのもと、愛知県蒲郡市にある「海辺の文学記念館」が紹介されていた。そこには「時手紙」と名づけられたポストが設置されているという。
時手紙とは、未来の自分へ送る手紙のこと。このポストに入れておくと、1カ月後から10年後までの希望した年月に、指定した場所へ届けられるというものだ。平成13年に設置されたこのポストには、これまで約1万通が投函された。10年が過ぎたいま、当時書かれた手紙が、次々と送り届けられているという。
10年前に書いた自分への手紙を読むことで、当時の自分の夢や目標、期待、気持ちなどがよみがえるとともに、これまでの自分の歩みを客観的に振り返り、新たな門出をする機会ともなるようだ。
番組では、夫を亡くして呆然としていたとき自分への励ましに書いた手紙を、10年後、に受け取った人が紹介されていた。その女性は「早く死の悲しみから立ち直り、元気に生きていきたい」との手紙の通り、この10年間精いっぱい生きてきたと思っていたが、「10年後の私が、きっといまより輝いていることを信じてペンを置きます」との最後の文面を読んでハッとした。いま自分は元気でいるものの、果たして輝いているだろうかと自問したのだ。そして、この瞬間から止まっていた時間が動きだし、「元気よく生き生きとしている姿を見せるほうが主人は喜んでくれる」と思え、気持ちが吹っ切れて、新たなスタートに臨む気持ちになれたという。単に当時を思い出すだけでなく、いまの自分に欠けているもの、見失っているものを気つかせてくれる手だてにもなるようだ。
10年後の自分にとなれば、どんなことを書くだろうか。自分や家族、あるいは周りの人たちがどうなってほしいかという希望であったり、目標であったり、あるいは、その目標に向けて頑張る決意や自分への応援であったり、要望であったりといったことが頭をよぎる。
こうして10年後に思いを馳せ、それを字に綴ることで、思いがより明確になって、より具体的な動きにもつながっていくように思う。頭の中でただ漠然と思っているだけでなく、書くという行為は、自分の思いをより強く意識させてくれる。
日々の歩みの中には、どんな日もある。いつも目標に向かって一直線というわけにはいかず、大きく心が揺らぐこともあろう。そんなとき、こうした手紙の存在は、10年後の自分をがっかりさせたくないといった気持ちも働き、軌道修正に効果を発揮するかもしれない。
「諭達第三号」をご発布いただいた。いよいよ教祖130年祭の旬に向けた年祭活動を迎える。「諭達」を噛みしめ、その思いにお応えできるよう、それぞれの持ち場、立場において、自分は具体的に何ができるかを思案し、心を定め、三年千日と仕切うて実動を開始する旬である。
実動の心を定めるとともに月々、自分自身に言い聞かせ、歩み抜くためにも、3年後の自分へ手紙を書き記しておくことは妙案かもしれない。来るべき旬に読み直したとき、自身の歩みにマルが付けられるよう努めたい。

(『天理時報』 第4306号、3面記事の一部転載)

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